12月17〜27日まで、シネマノヴェチェントにて上映スタート!
《これが“愛”と“正義”なのでしょうか?》
2人の若者が目にした、気持ち悪い大人を描き、無気力に日々を過ごす者、己の欲望に生きる者。それぞれの正義が交わり、乱れ、崩れていく姿を見つめる本作。
2023年の9月にロサンゼルス日本映画祭にて「最優秀撮影賞」を受賞した作品です。
横浜にある劇場シネマノヴェチェントでは、
「ゆうたろう特集」のひとつとして、
映画『僕らはみーんな生きている』の上映が決定しています。
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ぜひ、横浜にある映画館に遊びにきてください。
皆様のご来館をお待ちしております。
映画『僕らはみーんな生きている』の作品情報
【公開】 2022年(日本映画)
【監督・脚本】 金子智明
【キャスト】 ゆうたろう、鶴嶋乃愛、渡辺裕之、桑原麻紀、西村和彦、仁科亜季子、ミスターちん、兒玉遥、松尾潤、園田あいか、篠塚登紀子、ゆぶねひろき、小橋正佳、鷲田五郎、黒川鮎美、才藤了介、安田ユウ、ジェントル、堀口紗奈
【作品概要】 宮田駿役のゆうたろうは、広島と大阪で古着屋のショップ店員兼モデルという経歴を持ち、テレビのバラエティに出演したことで注目され、“可愛すぎる美少年モデル”として芸能界デビューします。「かぐや様は告らせたい」シリーズ、『サマーフィルムにのって』(2021)などの話題作に出演し、本作で初主演を務めます。
アルバイト先の同僚小坂由佳役の鶴嶋乃愛は「仮面ライダーゼロワン」シリーズに出演し、本作のヒロイン役に抜てきされました。
共演には『永遠の1分』(2022)、『銀平町シネマブルース』(2023)の渡辺裕之、『家族ごっこ』(2015)の桑原麻紀、『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』(2016)の西村和彦ほか、Mr.ちん、仁科亜希子らベテラン勢が脇を固めます。
映画『僕らはみーんな生きている』のあらすじ
地方の田舎町で小説家を目指す青年、宮田駿は20歳になったことを機に、閉塞感のある環境を変えるために上京し、シャッター街化が進む、下町の商店街の弁当屋でアルバイトを始めます。
宮田が上京した理由は小説家への夢だけではなく、両親の不仲から逃れる意味もありました。小説を書くのはそんな荒んだ環境から、現実逃避する意味でもありました。
寂れた商店街ですが弁当屋は、近所に人気で昼時は多忙となります。店主の児玉ゆり子は身重で、認知症の母親トキを介護しながら、店を切り盛りしていたのでバイトを募集しました。
駿と先輩の小坂由香は歳は近いけれど、現実的でクールな子です。それでも仕事は親切に指導してくれるので、彼の新生活は順調に始まります。
ゆり子の夫、健二は彼女と歳が離れています。認知症の健気に母親を介護し、弁当屋を営む彼女を優しく労いました。
そんな弁当屋に佐伯という商店街の会長が頻繁に訪れます。まるで店の家人のように賄いを食べ、トキを見舞って帰っていきます。
駿の新生活に慣れ始めたころ、仕事のステップを次に進めるため、由香が駿に教えていると、トキが認知症の癇癪を起こし暴れます。
駿と由香がトキをなだめ落ち着かせていると、ゆり子が商店街の住人数名を連れた佐伯とともに帰宅し、商店街を巻き込んだ残忍な計画を話し始めます。
その話しを聞いてしまった2人ですが、由香には由香の隠している秘密があり、部外者である駿は何も行動を起こすことができません。
秘密を共有する駿と由香は大人達の企てを傍観しながら、互いの距離を縮めていきます。
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