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執筆者の写真cinemago

映画『海街奇譚』劇場公開!映像美がミステリアスに香り立つチャン・チー監督

第41回モスクワ国際映画祭審査員特別賞(シルバー・ジョージ受賞)

第18回イスタンブール国際インディペンデント映画祭批評家協会賞(メインコンペティション)受賞

第27回カメライメージ映画祭ゴールデンフロッグ賞撮影監督デビュー部門2部門ノミネート第48回サンパウロ国際映画祭正式出品



2024年1月、シアター・イメージフォーラムにて公開決定!

本国オリジナルビジュアルを使用したティザーポスターも解禁!



この度、中国新世代のチャン・チー監督によるアート・サスペンス映画『海洋動物(原題)』が、邦題『海街奇譚(読み:うみまちきたん)』として、2024年1月よりシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開決定致しました。



公開決定に併せ、本国オリジナルのビジュアルを使用したティザーポスターと場面写真1点、監督画像1点も解禁いたします。



中国新世代のチャン・チー監督が驚嘆の映像美で描写するアート・サスペンス姿を消した妻の故郷の港町を訪れた男が遭遇する不可思議な事件の数々。




姿を消した妻を探しに、彼女の故郷である離島の港町へ訪れた男。


相次ぐ海難事故で住民の行方不明が続く寂れた町で、妻の面影を持つ女と出会うが...カブトガニの仮面、消えた“仏”の頭、永遠の8月5日、呪われた海。


夢と現実、過去と現在を彷徨する迷宮の物語を、1987年生まれで本作が長編デビュー作となる中国の新たな才能チャン・チー監督が、卓越した映像感覚と比類なきイマジネーションで描き出す幻惑の映画体験。


原題の「海洋動物(かいようどうぶつ)」が示すとおり、作中には海の生物をメタファーとした様々な演出が登場。いずれもチー監督自身が生まれ育った港町がモチーフとなっているが、それらの海の生き物たちが作中において何を意図しているのかを類推しながら楽しむことができるのも、本作の魅力の一つとなっている。


本作はまた、第41回モスクワ国際映画祭審査員特別賞(シルバー・ジョージ受賞)と第18回イスタンブール国際インディペンデント映画祭批評家協会賞(メインコンペティション)を受賞。また映像表現も高く評価され、第27回カメライメージ映画祭では、ゴールデンフロッグ賞・撮影監督デビュー部門2部門ノミネートを果たしている。


日本では2024年1月より、シアター・イメージフォーラムほかに全国順次公開!




『海街奇譚』※読み:うみまちきたん

2019年/112分/中国/映倫G/原題「海洋動物」/英題「In Search of Echo」


脚本・監督:チャン・チー


撮影:ファン・イー

視覚効果:リウ・ヤオ

音楽:ジャオ・ハオハイ

美術:ポン・ボー

共同脚本:ウー・ビヨウ

編集:シュー・ダドオ


出演:チュー・ホンギャン、シューアン・リン、ソン・ソン、ソン・ツェンリン

チュー・チィハオ、イン・ツィーホン、ウェン・ジョンシュエ





チャン・チー監督 プロフィール

1987年、中国浙江省寧波生まれ。


ノッティンガム大学国際コミュニケーション学科卒業、北京電影学院演出科修了。舞台演出家、舞台美術家としても活動。2010年から2015年まではCMや短編映画などを手がけ、2016年に中編『Edge Of Suspect』でデビュー。


2019年に長編デビュー作『海街奇譚』にてモスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞。


2021年の長編第2作『ANNULAR ECLIPSE』は、釡山国際映画祭に出品された。


学生時代から演劇を学んでおり、演出を手がけた最新の舞台は、2021年に上演された戯曲「三字奇譚」。同作品は浙江省文化芸術基金の資金提供対象に選ばれている。

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