長編映画『あらののはて』長谷川朋史監督のコメント
『あらののはて』のシナリオは、主演の舞木ひと美さんにプロデュースを引き受けてもらう条件で、彼女に当て書きした作品です。
舞木さんに初めて会ったのは、私が講師を務めた演技のワークショップでした。ぱっと見、落ち着いた大人な感じの女優さんですが、演技をすれば、他の俳優さんにない不思議な雰囲気を発揮します。
シナリオが完成して彼女に見せたところ、「流石に女子高生の役は...」といわれましたが無理やり押し切りました。結果、見事に高校生の初恋を演じきってくれました。共演の髙橋雄 祐さん、眞嶋優さんは、舞木さんが声を掛けて、オーディションで決定しました。
昨年の門真国際映画祭では、審査員の方に「門真がこの作品をグランプリにしなければ」と半ば親心のようなありがたい評価を頂戴し、最優秀作品賞、荒野役の髙橋雄祐さんが優秀助演男優賞、マリア役の眞嶋優さんが優秀助演女優賞を受賞しました。うえだ城下町映画祭では、審査員賞を受賞。映画監督の古厩智之さんからはキャストをべた褒めしていただきました。
本当に嬉しい限りです。 監督2作目にして、初めての長編作品です。皆様にご覧いただき、感想をお聞かせいただけたら 幸いです。
2021年8月21日(土)〜9月10日(金)より、
池袋シネマ・ロサにて3週間レイトショー公開!
【あらすじ】
25 歳フリーターの野々宮風子(舞木ひと美)は、高校2年の冬にクラスメートで美術部の大谷荒野(髙橋雄祐)に頼まれ、絵画モデルをした時に感じた理由のわからない絶頂感が今も忘れられ ない。絶頂の末に失神した風子を見つけた担任教師(藤田健彦)の誤解により荒野は退学となり、 以来、風子は荒野と会っていない。
8年の月日が流れた。 あの日以来感じたことがない風子は、友人の珠美(しゅはまはるみ)にそそのかされ、マリア(眞 嶋優)と同棲している荒野を訪ね、もう一度自分をモデルに絵を描けと迫るが...。
【プロデューサー】
舞木ひと美
【監督・脚本・撮影・編集】
長谷川朋史
【キャスト】
舞木ひと美 髙橋雄祐 眞嶋優 成瀬美希 藤田健彦 しゅはまはるみ 政岡泰志 小林けんいち 山田伊久磨 兼尾洋泰 行永浩信 小谷愛美 才藤えみ 佐藤千青 藤井杏朱夏
【スタッフ】
撮影助手:大橋隆行/田口敬太/高柳友孝 録音:寒川聖美 美術:遠藤信弥/湯本愉美 メイク:佐藤健司/大貫茉央 スタイリスト:佐野 旬 スチール:市川唯人 車両:伊藤悌智
【製作】
ルネサンスデザイニング有限会社
【宣伝デザイン】
菊池仁・田中雅枝
【配給】
Cinemago
【配給協力】
ギグリーボックス/シネマエンジェル
【販売元】
オデッサ・エンタテイメント
【作品データ】 2020年/日本/カラー/16:9/DCP/69分
公式サイト:https://runecinema.com/aranonohate/
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