日本映画学校での教え
映画教育に農村実習を取り入れた今村昌平監督
今村学校に在学のおりに
「君たちは生まれた時から“在日”より劣っている」
そのように言われてきた
知人の在日韓国人を前に、ふたたび学校の理念を読み直す
以下の言葉はことあるごとに
“教え”としての道しるべ
日本映画学校は、人間の尊厳、公平、自由と個性を尊重する。
個々の人間に相対し、人間とはかくも汚濁にまみれているものか、
人間とはかくもピュアなるものか、何とうさんくさいものか、何と助平なものか、
何と優しいものか、何と弱々しいものか、人間とは何と滑稽なものなのかを、真剣に問い、
総じて人間とは何と面白いものかを知って欲しい。
そしてこれを問う己は一体何なのかと反問して欲しい。
個々の人間観察をなし遂げる為にこの学校はある。
ぼくには微塵ないもの
その“正体”を“在日の君”に見せて欲しい
そう願っていやみません
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